智慧という宝庫は、潜在意識にある。潜在意識が啓くと、智慧が流れだしてくる。仏智という言葉があるが、仏智とは潜在意識の奥底から泉となって、表面意識に流れ出した偉大な波動であり、光である。又、人の潜在意識には皆それぞれ魂の兄弟がいて、所謂、守護霊となって、その人を守っている。[2へ]
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2.その人の生まれてからの人生を、その守護霊は皆知っているのだ。守護霊から様子を聞ける人が解るのだ。人には皆、過去生がある。人それぞれの潜在意識に内在されている。その内在意識が、心の窓を啓くことによって、流れ出てくる。既述したように、心の窓は、正道に適った生活を[3へ]
3. することによって、啓く。すると、その人の過去生の経験されたものが、表面意識に流れ出て、人生の水先案内人をしてくれるのだ。もちろん、人の過去生はまちまちである。正道を学んだものもおれば、欲望の中で一生を終えた者もいよう。従って、心の窓が啓いたからといって、なんでも分るとは [4へ]
4. 言えない。過去で経験しないものは解らない。しかし、こういうことは言えるのだ。毎日の生活が正道に適っており、そうして努力を惜しまない人であれば、守護霊の他に指導霊がついて、その人の努力に応じたものを与えてくれる。だから、過去生で経験ないからといっても、心配するには及ばない。[5へ]