「分配が増えない日本」 GDPの分配面に着目すると、他の主要先進国では人口1人あたりの実質値でも、労働者への分配である賃金とGDPがほぼ連動して増加していることが分かります。 日本は賃金が目減りし、負担が増加しています。 ↓日本の経済統計と転換点 ogawa-tech.jp/2021/12/18/gdp…
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アメリカのGDP分配面を物価指数と人口で割った1人あたりの実質値です。 1997年の水準に対する倍率で表現しています。 リーマンショックの影響もあり減少するタイミングもありますが、20年間で年率1%前後の成長率となります。 賃金が成長度合いやや低く、営業余剰・混合所得がやや高いのが特徴的です
@OgawaSeisakusho 労働者への分配率が低い事が長期低迷の直接原因ではないと思いますが、低迷を加速している要因の一つかもしれませんね。
@OgawaSeisakusho 米国の賃上げシステムは、転職とスト、スウェーデンは、職業別労働組合による賃金決定、ファーウェイは従業員持ち株会による配当。 日本は、低賃金を会社の競争の原資にしてるから、社会として賃金が上がる要素がない。
@OgawaSeisakusho 労働分配率が減るのは、組合が弱く、労働者が使用者側と対決しないからでしょう。今の若者の賃金が上がっているのは、人手不足もありますが、賃金や待遇が悪いと分かれば直ぐ退職するからです。退職が一種の「闘争」の手段になっていると考えます。中年以上は辞めないから賃金も待遇も変わらないと。