「スペインは宣教師を使って日本侵略を狙っていた!」 それなら日本の比じゃないくらいに莫大な利益が得られる明(中国)をターゲットにするのでは? それなりに利権を意識していただろうけど、国家レベルの陰謀かと言われたら…。
@Jiangshi2020 実際仕掛けてますし、本格的侵攻のための拠点としての日本侵略を企てていたんですが 地政学を学ばれてみては?歴史学でもわかりますけどね
@tachibana_ptt 大変興味があるので、お読みになられた本か論文のタイトルをお聞きしてもよろしいですか?
@Jiangshi2020 地政学の本なりで日本の地政学をお読みなってください。 日本の位置がアジア大陸側、太平洋側、双方からどういう意味を持つかがどの本でも調べられます 特定のタイトルなどは覚えてませんが、どの本でも同じでしたので
@tachibana_ptt @Jiangshi2020 近代に入る前までの植民地、近世プランテーションは香辛料獲得ないし、海上秩序のためのものなのですが、すでに中華圏では海上秩序が出来上がっており、植民地獲得を行う必要はありませんでした
@tachibana_ptt @Jiangshi2020 そのためまず第一に動機がありません(宣教師個人でその考えを持った人物がいたことまでは否定しないが、少なくとも教会勢力も、スペイン政府いずれもそれらを計画していない史実からも明らか)
@tachibana_ptt @Jiangshi2020 では次に実際に侵略が可能であったかどうか?、これは不可能です、近代に入るまでは西洋⇔東洋の技術格差はなく、またガマの最初の交易においてインド側が「大変貧弱な貢物」と形容したように、ヨーロッパの国力自体も高くなく、人口的観点からもそれは不可能です
@tachibana_ptt @Jiangshi2020 これは史実でも証明されています、近代に入るまでのヨーロッパ植民地は基本的に新大陸ないし、まとまった現地勢力が存在しなかった東南アジア、藩王国による要請などで獲得したインドに存在する幾つかの拠点のみです
@tachibana_ptt @Jiangshi2020 そのほかにも経済的利点(つまり貿易が主体の近世植民地においては、征服するよりも秩序ある海域では貿易をした方が利潤が大きい)などさまざまな点からも述べることができます。 概説書として興亡の世界史より 「東インド会社とアジアの海」 がありますので参照ください