★『バーテンダー』のカクテルレシピ紹介★ @sasakuraryu123
漫画『バーテンダー』に登場するカクテルレシピや豆知識を、毎晩1つずつ紹介します。今宵のあなたに、この1杯はいかがでしょう? Joined January 2013-
Tweets4K
-
Followers5K
-
Following862
-
Likes0
【會舘フィズ】…別名モーニング・フィズ。ジン45ml,ミルク30ml,レモンジュース15ml,シュガーシロップ1tspをシェイク、ソーダ適量を注ぎ、軽くステア。大正11年にオープンした東京會舘のバーで生まれ、あのマッカーサーも愛したといわれる。(第149話より)
【ブロンクス】…ドライ・ジン30ml,ドライ・ベルモット10ml,スイート・ベルモット10ml,オレンジジュース10mlをシェイク。禁酒法時代、酒の密売人やギャングが横行し、高い犯罪率、もぐり酒場で有名だったN.Y.のブロンクス地区から名付けられた古典的カクテル。(第148話)
【バルーション】…ウォッカ30ml,ストロベリーリキュール30ml,グレープフルーツジュース30ml,グレナデンシロップ2tsp,レモンジュース2tspをシェイク。4つのフルーツをウォッカに溶け込ませた5つの味わい。名前はフランス語で「旅立ち」という意味。(第147話より)
【ゴールデン・キャデラック】…ガリアーノ20ml,クレームドカカオ20ml,生クリーム20mlをシェイク。イタリアのリキュール『ガリアーノ』を使った代表的カクテル。最高級な味わいという意味で、アメリカの最高級車の名が付けられた。(第146話より)
【ブルー・ブレイザー】…片方のマグには熱湯を60ml,もう片方のマグにはスコッチウィスキーを同量。照明を消し、ウィスキーに火を付け、流れ落ちる青い炎をもうひとつのマグで受け取り、最後にレモンピール。バーテンダーのパフォーマンス“フレア”の原点となるカクテル。(第145話より)
【ストロベリー・ウォッカ・マティーニ】…ウォッカ45mlとクラッシュしたフレッシュベリー3~4個をシェイク、最後にバーズネストで濾し、グラスの縁に切れ込みを入れたイチゴを挿して飾る。普通のマティーニに比べて、バーに慣れていない人でも非常に飲みやすい。(第144話より)
『シャンパーニュ ブリュット ミレジム2005 アンドレ・クルエ』…青いシャンパン。アンドレ・クルエはソシエテ・ド・レコルタンといって同族農家が小規模で運営するシャンパン・メーカー。収量を絞ったピノ・ロワールから古典的で芳醇なシャンパンを生産している素晴しい作り手。(第143話)
『ザ・トランジション』…フランスの著名なワイン醸造家ミッシェル・クーブレが作った。スコッチと名乗るには3年以上スコットランドで樽を熟成させる必要があるため、バーボン樽に詰めた原酒をスコットランドで熟成させ、シェリー樽に移しフランス・ブルゴーニュで熟成させて作られた。(第142話)
【カシス・ウーロン】…カシスリキュール45mlをウーロン茶でフルアップ、軽くステア。居酒屋カクテルの定番。作中ではクレームド・カシス&凍頂烏龍茶の高級な組み合わせで「世界一贅沢なカシス・ウーロン」として作られた。(第141話より)
【エメラルド・クーラー】…ジン30ml,グリーンペパーミント15ml,レモンジュース15ml,シュガーシロップ1tspをシェイクして最後にソーダを適量。これが本来のレシピ。レモンと甘みと炭酸を加えたロングスタイル。色合いも味も爽やかで若い女性にも人気。(第140話より)
【エメラルド・クーラー】…【青い珊瑚礁】にレモンジュースとシュガーシロップを加え、タンブラーに移し炭酸でフルアップ(本来のレシピとは若干異なる)。半世紀以上前の古いカクテルである【青い珊瑚礁】に比べると、今の客にも飲みやすい。(第140話より)
【青い珊瑚礁】…ジン40ml,ミントリキュール20mlをシェイク。エッジをレモンで湿らせたグラスに注ぎ、最後にチェリーを飾る。半世紀以上も前の古いカクテルで、今では注文する客も少ない。1950年第2回オール・ジャパン・ドリンクス・コンクール鹿野彦司氏の優勝作品。(第139話より)
【フローズン・バナナ・ダイキリ】…ホワイト・ラム30ml,バナナ1/2本、あればバナナリキュール10ml,レモンジュース15ml,シュガー・シロップ1tsp,クラッシュドアイス20ml(角氷なら5~10個)をミキサーにかける。ミキサーがあれば家でも作れる夏のカクテル(第138話)
【ピンク・ジン】…グラスにロック・アイス(グラスのサイズぎりぎりの大きな丸氷)を入れ、ジン60ml,アンゴスチュラ・ビターを4~5滴、軽く混ぜる。英国海軍によって発明された世界最初のカクテルとも言われる。英語のPinkには桃色の他に「極致」という意味もある。(第137話より)
【マンハッタン】…まずアロマチック・ビターズを氷の上から1dash,ウィスキー45ml,スイートベルモット15mlをステア、チェリーを飾る。『カクテルの王様』マティーニに対し『カクテルの女王』と呼ばれる。スイートベルモットが夕焼け、赤いチェリーが沈む夕陽を表すそう。(第136話)
【xyz】…ホワイトラム30ml,コアントロー15ml,レモンジュース15mlをシェイク。アルファベットの最後、後には何も続かない、これ以上ない究極のカクテルという意味で「xyz」と名付けられた。(第135話より)
【ボッチ・ボール】…アマレット30ml,オレンジジュース30mlを適量のソーダで満たす。ボッチ・ボールとは、フランスではペタンクといい、鉄の玉を的に当てるだけの単純で素朴なゲームのこと。この名前を知ってるバーテンダーは少ないが、材料はどのバーにも必ずある。(第134話より)
【ブラック・ローズ】…ゴールドラム45mlにアイスコーヒー120mlを注ぎ、軽くステア。ブラック・ローズ=黒いバラということで、作中では追悼の意を込めて出されたカクテル。(第133話より)
【オールド・パル(ロックスタイル)】…ライ・ウィスキー20ml,ドライベルモット20ml,カンパリ20mlをステア。ショートで飲むのが普通で、第2話でも登場したカクテルだが、今度はロックスタイルで登場。このスタイルにすると味わいも変わり自分のペースでゆっくり飲める。(第132話)
【ラバーズ・ドリーム】…ノンアルコールカクテル。レモンジュース20mlと卵を1個、砂糖を1tspをまずシェイク、氷を入れておいたグラスへ注いで、これをジンジャーエールで満たし最後にレモンスライスを飾る。ラバーズ・ドリーム=恋人たちの夢。(第131話より)